〇シルヴァンエトル2011 / ローラン・バーンワルト

ブドウ品種：シルヴァーナ

産地：フランス / アルザス

もうこれは別格の美味しさ！
太いボディとコクのある味わいはもうシルヴァーノの域ではありません。
今までのローラン・バーンワルトにないボリューム感が素晴らしく
焼きリンゴの様な芳ばしさと酸が口一杯に広がります。
王冠を開けると黄色い液体で少し発泡があります。

2012年12月の訪問時点では、かなり糖分が残っている状態でした。
聞けば、ここ12ヶ月における醗酵の進み具合は極めてゆっくりしたもので、フードルを空ける必要があるためどうするか思案中とのこと。
感想を尋ねられたので、「このまま可能な限り待ち、残糖があっても亜硫酸を添加しないでスパークリングワイン用の瓶に詰め、王冠で止めて欲しい」と伝えてあったものです。

やや濃い黄色で開けた瞬間にシュワっと音を立てますがスパークリングという程ではなく現状では微発泡という方が正しいでしょう。

加熱したりんごの様な香りと甘みが全体を包み込み、舌先にはピチピチと炭酸ガスを感じます。
単に甘みがあるだけでなくボリューム感としっかりした酸があり、奥行きのある味わいに仕上がっています。
余韻にカラメルのような芳ばしい風味が後を引きます。

商品コード993

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